Thursday, December 1, 2011

不可知論

神様が単一的に実在しているという前提から考えてきた。どうしてその前提から考えてきたのかは、子供の頃からずっと神様が実在していると回りの人々から教われ、それが当たり前の話だと信じ込められたのである。子供の理性と言うのがまだ熟成になっていない理性だから、知らないうちにその子供の理性には神様の絶対単一的実在と言う概念が成り立ち、その子供の潜在意識にまで入り込んで、大人になっていたらもうその概念を完全に精神から取り捨てるができなくなるのだ。
とはいっても、この事実があるから、「神様の実在」のは実は、人間が迷信のように、ただ回りの人々に従って真実だと信じさせられた概念にすぎないということは、決して神が存在しないと言うことを示していないのである。

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